派生プロセスは、その実験データを親プロセスの実験ディレクトリのサブディレクトリに書き込みます。
これらの新しい実験には、次のようにそれぞれの系統を示す名前が付けられます。
作成者の実験名にアンダースコアが付加される。
fork には f、exec には x、そのほかの派生実験には c のコード文字が追加される。
コード文字のあとに、fork または exec のインデックスを示す数字が追加される。この数字は、プロセスが正常に開始されたかどうかに関係なく適用される。
実験接尾辞 .er を付加して実験名が完成する。
たとえば親プロセスの実験名が test.1.er の場合、3 回目の fork の呼び出しで作成された子プロセスの実験は test.1.er/_f3.er となります。この子プロセスが新しいイメージを実行した場合、対応する実験名は test.1.er/_f3_x1.er となります。派生実験は親の実験と同じファイルから構成されていますが、派生実験を持たず (すべての派生は親の実験内のサブディレクトリで表される)、アーカイブサブディレクトリを持っていません (すべてのアーカイブが親の実験内へ行われる)。