Oracle Solaris Studio 12.2: パフォーマンスアナライザ

メモリーオブジェクトへのパフォーマンスデータのマッピング

メモリーオブジェクトは、キャッシュ行、ページ、およびメモリーバンクなど、メモリーサブシステム内のコンポーネントです。このオブジェクトは、記録された仮想アドレスや物理アドレスから計算されたインデックスから決定されます。メモリーオブジェクトは、仮想ページおよび物理ページについて 8K バイト、64K バイト、512K バイト、および 4M バイトのサイズで事前定義されています。それ以外は、er_print ユーティリティーで mobj_define コマンドによって定義できます。また、アナライザの「メモリーオブジェクトを追加」ダイアログボックスを使用してカスタムメモリーオブジェクトを定義することもできます。このダイアログボックスを開くには、「データ表示方法の設定」ダイアログボックスで「カスタムオブジェクトを追加」ボタンをクリックします。