Oracle Solaris Studio 12.2: dbx コマンドによるデバッグ

SPARC レジスタ情報

SPARC アーキテクチャーのレジスタ情報は次のとおりです。

レジスタ  

内容の説明  

$g0 through $g7

「大域」レジスタ 

$o0 through $o7

「出力」レジスタ 

$l0 through $l7

「局所」レジスタ 

$i0 through $i7

「入力」レジスタ 

$fp

フレームポインタ (レジスタ $i6 と等価) 

$sp

スタックポインタ (レジスタ $o6 と等価) 

$y

Y レジスタ 

$psr

プロセッサ状態レジスタ 

$wim

ウィンドウ無効マスクレジスタ 

$tbr

トラップベースレジスタ 

$pc

プログラムカウンタ 

$npc

次のプログラムカウンタ 

$f0 through $f31

FPU "f" レジスタ 

$fsr

FPU 状態レジスタ 

$fq

FPU キュー 

$f0f1 $f2f3 ... $f30f31 のような浮動小数点レジスタのペアは、C の「double」型とみなされます (通常、$fN レジスタは C の「float」型とみなされます)。これらのペアは、$d0 ... $d30 とも呼ばれます。

次の追加レジスタは、SPARC V9 および V8+ ハードウェアで使用できます。


$g0g1 through $g6g7
$o0o1 through $o6o7
$xfsr $tstate $gsr
$f32f33 $f34f35 through $f62f63 ($d32 ... $$d62)

SPARC のレジスタとアドレッシングの詳細については、『SPARC アーキテクチャーマニュアル バージョン 8』(トッパン刊) および『SPARC Assembly Language Reference Manual』を参照してください。