Oracle Solaris Studio 12.2: dbx コマンドによるデバッグ

複数存在する場合の選択

同じスコープレベルから複数のシンボルにアクセスできる場合、dbx は、あいまいさについて報告するメッセージを出力します。


(dbx) func main
(dbx) which C::foo
More than one identifier ’foo’.
Select one of the following:
 0) Cancel
 1) ”a.out”t.cc”C::foo(int)
 2) ”a.out”t.cc”C::foo()
>1
”a.out”t.cc”C::foo(int)

which コマンドのコンテキストでシンボル名のリストから特定のシンボルを選んでも、dbx またはプログラムの状態には影響しません。どのシンボルを選んでも名前が表示されるだけです。