Oracle Solaris Studio 12.2: dbx コマンドによるデバッグ

ソースコードの特定の行に stop ブレークポイントを設定する

stop at コマンドを使用して、行番号にブレークポイントを設定します。ここで、n はソースコードの行番号、filename は任意のプログラムファイル名修飾子です。


(dbx) stop at filename:n

次に例を示します。


(dbx) stop at main.cc:3

指定された行が、ソースコードの実行可能行ではない場合、dbx は次の有効な実行可能行にブレークポイントを設定します。実行可能な行がない場合、dbx はエラーを出します。

停止場所を確認するには、file コマンドで現在のファイルを設定し、list コマンドで停止場所とする関数を表示させます。次に、stop at コマンドを使用してソース行にブレークポイントを設定します。


(dbx) file t.c
(dbx) list main
10    main(int argc, char *argv[])
11    {
12        char *msg = "hello world\n";
13        printit(msg);
14    }
(dbx) stop at 13

at an location イベントを指定する詳細については、at [filename: ]line_numberを参照してください。