Oracle Solaris Studio 12.2: dbx コマンドによるデバッグ

run コマンド

run コマンドは引数を付けてプログラムを実行します。

Ctrl-C を使用すると、プログラムの実行が停止します。

ネイティブモードの構文

run

現在の引数を付けてプログラムの実行を開始します。

run arguments

新規の引数を付けてプログラムの実行を開始します。

run ... >|>> output_file

出力先の切り替えを設定します。

run ... < input_file

入力元の切り替えを設定します。

ここで

arguments はターゲットプロセスの実行に使用される引数です。

input_file は、入力元ファイルの名前です。

output_file は、出力先ファイルの名前です。


注 –

現在、run コマンドや runargs コマンドによって stderr の出力先を切り替えることはできません。


Java モードの構文

run

現在の引数を付けてプログラムの実行を開始します。

run arguments

新規の引数を付けてプログラムの実行を開始します。

ここで

arguments はターゲットプロセスの実行に使用される引数です。これらの引数は、Java アプリケーション (JVM ソフトウェアではありません) に渡されます。main クラス名を引数として含めないでください。

Java アプリケーションの入力または出力を run コマンドでリダイレクトすることはできません。

一回の実行で設定したブレークポイントは、それ以降の実行でも有効になります。