Oracle Solaris Studio 12.2: OpenMP API ユーザーガイド

2.3.1 仮想プロセッサ ID

システム内の各仮想プロセッサは一意のプロセッサ ID を持ちます。Solaris OS の psrinfo(1M) コマンドを使用すると、システム内のプロセッサに関するプロセッサ ID などの情報を表示できます。さらに、prtdiag(1M) コマンドを使用すると、システム構成および診断情報を表示できます。

Solaris の最近のリリースでは psrinfo -pv を使用すると、システム内のすべての物理プロセッサ、および各物理プロセッサに関連付けられた仮想プロセッサを一覧表示できます。

仮想プロセッサ ID は、連番になることも、ID 番号が飛ぶこともあります。たとえば、8 個の UltraSPARC IV プロセッサ (16 コア) を持つ Sun Fire 4810 では、仮想プロセッサ ID が 0、1、2、3、8、9、10、11、512、513、514、515、520、521、522、523 のようになります。