共通ブロックおよび標準の数値連続型のデータの境界整列を指定します。。
指定された値は、共通ブロックおよび標準数値連続型内のデータ要素の整列の最大値 (単位はバイト) を示します。
標準の数値連続型とは、SEQUENCE 文 1 つとデフォルトの要素データ型 (KIND= または * size のどちらも付かない INTEGER、REAL、DOUBLEPRECISION、COMPLEX) からなる構造型です。REAL*8 などのほかのすべての型は非標準の型になります。
たとえば、-aligncommon=4 と指定すると、4 バイト以上の自然整列サイズを保つ全データ要素が、4 バイト境界に整列します。
このオプションは、指定のサイズより小さい自然整列サイズを保つデータに影響しません。
-aligncommon を指定しないと、共通ブロック内のデータおよび数値連続型のデータは、多くても 4 バイト境界に整列されます。
値を指定せずに -aligncommon だけを指定すると、デフォルトの 1 が仮定され、共通ブロックおよび数値連続型の要素は、すべて 1 バイト境界に整列されます。要素間のパディングは行われません。
-aligncommon=16 は、64 ビットが有効ではないプラットフォームにおいて -aligncommon=8 に戻ります。
-aligncommon=1 を -xmemalign とともに使用しないでください。これらの指令は衝突するため、同じプラットフォームや構成でセグメント例外が発生する場合があります。
SPARC プラットフォームで —aligncommon=1 を使用すると、不正な整列によるバスエラーが発生する可能性があります。この場合は、—xmemalign オプションの使用を選択する必要があります。アプリケーションに応じて、—xmemalign=1s、—xmemalign=4i、または —xmemalign=8i を指定すると、パフォーマンスを最適化するとともに、セグメント例外を回避できます。
—xmemalign も参照してください。