Oracle Solaris Studio 12.2: C++ ユーザーズガイド

A.2.187.1 デフォルト

デフォルトは、x86 では -xvector=simd で、SPARC プラットフォームでは -xvector=%none です。サブオプションなしで -xvector を指定すると、コンパイラでは、x86 では -xvector=simd,lib、SPARC (Solaris) では -xvector=lib、および -xvector=simd (Linux) が使用されます。

相互の関連性

コンパイラは、リンク時に libmvec ライブラリを取り込みます。

コンパイルとリンクを別々のコマンドで実行する場合は、リンク時の CC コマンドに必ず -xvector を使用してください。「3.3.3 コンパイル時とリンク時のオプション」に、コンパイル時とリンク時の両方に指定する必要があるオプションの全一覧をまとめています。