Oracle Solaris Studio 12.2: C ユーザーガイド

B.2.90 -xdepend=[yes| no]

ループの繰り返し内部でのデータ依存性を解析し、ループの交換、ループの融合、スカラー置換などの再構成をループします。

最適化レベルが -xO3 かそれ以上に設定されている場合はすべて、-xdepend のデフォルトは -xdepend=on です。-xdepend の明示的な設定を指定すると、デフォルト設定は上書きされます。

引数なしで -xdepend を指定すると、-xdepend=yes と同等であることを意味します。

依存性の解析はシングルプロセッサシステムで役立つことがあります。ただし、シングルプロセッサシステムで -xdepend を使用する場合は、-xautopar を指定するべきではありません。-xdepend 最適化は、マルチプロセッサシステム用に実行されるからです。