Oracle Solaris Studio 12.2: C ユーザーガイド

A.1.4 数値と浮動小数点のオプション

表 A–4 数値と浮動小数点のオプション表

オプション  

処理  

-flteval

(x86) 浮動小数点の評価を制御します。

-fma

(SPARC) 浮動小数点の積和演算 (FMA) 命令の自動生成を有 効にします。 

-fnonstd

浮動小数点演算ハードウェアの非標準の初期化を行います。

-fns

非標準の浮動小数点モードに切り替えます。

-fprecision

(x86) 浮動小数点制御ワードの丸め精度モードのビットを初期化します。

-fround

プログラム初期化中に、実行時に確立される IEEE 754 丸めモードを設定します。

-fsimple

オプティマイザが浮動小数点演算に関する前提事項を単純化できるようにします。

-fsingle

float 式を倍精度ではなく単精度で評価します。

-fstore

(x86) 浮動小数点式または関数の値を、代入式の左辺値の型に変換します。

-ftrap

起動時に有効になる IEEE 754 トラップモードを設定します。

-nofstore

(x86) 浮動小数点式または関数の値を、代入式の左辺値の型に変換しません。

-xdepend

ループの繰り返し内部でのデータ依存性の解析およびループ再構成を実行します。

-xlibmieee

例外が起きた場合の数学ルーチンの戻り値を強制的に IEEE 754 形式にします。

-xsfpconst

接尾辞のない浮動小数点定数を単精度で表します。

-xvector

ベクトルライブラリ関数を自動的に呼び出すようにします。