指定されたコンパイラ構成要素 c に、arg を渡します。コンポーネントのリストについては、表 1–1 を参照してください。
各引数はコンマで区切ります。すべての -W arg は、通常のコマンド行引数のあとに渡されます。コンマを引数に含めるには、コンマの直前にエスケープ文字 \ (バックスラッシュ) を使用します。すべての -W arg は、通常のコマンド行引数のあとに渡されます。
たとえば、-Wa,-o,objfile は、-o と objfile を、この順番でアセンブラに渡します。また、-Wl,-I,name; を指定すると、リンク段階で動的リンカー /usr/lib/ld.so.1 のデフォルト名が無効になります。
そのほかのコマンド行オプションで引数がツールに渡される順番は、変更されることがあります。
c には、次のいずれかを指定します。
表 B–12 -W のフラグ| フラグ | 意味 | 
|---|---|
| a | アセンブラ : (fbe); (gas) | 
| c | C コードジェネレータ : (cg) (SPARC) ; | 
| d | cc ドライバ | 
| h | 中間コード翻訳 (ir2hf)(x86) | 
| l | リンクエディタ (ld) | 
| m | mcs | 
| O (大文字の o) | 手続き間オプティマイザ | 
| o (小文字の o) | ポストオプティマイザ | 
| p | プリプロセッサ (cpp) | 
| u | C コードジェネレータ (ube) (x86) | 
| 0 (ゼロ) | コンパイラ (acomp) (ssbd, SPARC) | 
| 2 | オプティマイザ: (iropt) |