Oracle Solaris Studio 12.2: C ユーザーガイド

B.2.126 -xpagesize_heap=n

ヒープ用のメモリーページサイズを設定します。

このオプションは、—xpagesize と同じ値を受け入れます。有効なページサイズを指定しないと、要求は実行時に暗黙的に無視されます。

Solaris オペレーティングシステムでページのバイト数を調べるには、getpagesize(3C) コマンドを使用します。Solaris オペレーティングシステムでは、ページサイズ要求に従うという保証はありません。ターゲットプラットフォームのページサイズを判断するには、pmap(1) または meminfo(2) を使用します。

ターゲットプラットフォームのページサイズを判断するには、pmap(1) または meminfo(2) を使用します。

-xpagesize_heap=default を指定すると、Solaris オペレーティングシステムはページサイズを設定します。

このオプションを指定してコンパイルするのは、LD_PRELOAD 環境変数を同等のオプションで mpss.so.1 に設定するか、またはプログラムを実行する前に同等のオプションを指定して Solaris コマンドの ppgsz(1) を実行するのと同じことです。詳細は Solaris のマニュアルページを参照してください。

-xpagesize_heap オプションは、コンパイル時とリンク時に使用しないかぎり無効です。表 A–2 に、コンパイル時とリンク時の両方に指定する必要があるコンパイラオプションの全一覧をまとめています。