Oracle Solaris Studio 12.2: C ユーザーガイド

B.2.128.4 特定のプリコンパイル済みヘッダーファイルの使用の指定

特定のプリコンパイル済みヘッダーファイルを使用するようコンパイラに指示することもできます。このためには、-xpch=use:pch_filename を使用します。プリコンパイル済みヘッダーファイルを作成するために使用されたソースファイルと同じインクルードファイルの並びを持つソースファイルであれば、いくつでも指定できます。たとえば、use モードで、次のようなコマンドがあるとします。cc -xpch=use:foo.cpch foo.c bar.c foobar.c

次の項目が真の場合にかぎり、既存のプリコンパイル済みヘッダーファイルを使用します。次の項目で真ではないものがあれば、プリコンパイル済みヘッダーファイルを再作成する必要があります。