Oracle Solaris Studio 12.2: C ユーザーガイド

B.2.129 -xpchstop=[file|<include>]

-xpchstop=file オプションは、プリコンパイル済みヘッダーファイル用の活性文字列の最後のインクルードファイルを指定するときに使用します。コマンド行で -xpchstop を使用するのは、cc コマンドで指定する各ソースファイルの file を参照する最初のインクルード指令のあとに hdrstopプラグマを配置するのと同じことです。

<include> までのヘッダーファイルに基づくプリコンパイル済みヘッダーファイルを作成するには、-xpchstop=<include>-xpch-auto を組み合わせます。このフラグは、活性文字列全体に含まれているすべてのヘッダーファイルを使用するデフォ ルトの -xpch=auto の動作に優先します。

次の例では、-xpchstop オプションは、プリコンパイル済みヘッダーファイルの活性文字列が projectheader.h をインクルードして終わるよう指定します。したがって、privateheader.h は活性文字列の一部ではありません。


example% cat a.c
     #include <stdio.h>
     #include <strings.h>
     #include "projectheader.h"
     #include "privateheader.h"
     .
     .
     .
example% cc -xpch=collect:foo.cpch a.c -xpchstop=projectheader.h -c

-xpch も参照してください。