Oracle Solaris Studio 12.2: C ユーザーガイド

E.1.15 ロケール固有の動作 (G.4)

E.1.15.1 (7.12.1) 現地時間帯と夏時間の設定

現地時間帯は環境変数 TZ で設定します。

E.1.15.2 (7.12.2.1) clock 関数の経過時間

clock 関数の経過時間は、プログラム実行開始時を原点とする時間経過として表現されます。

ホスト環境については次のようなロケール固有の性質があります。

E.1.15.3 (5.2.1) 必要なメンバー以外の実行文字セットの内容

ロケール依存です。C ロケールでは、文字セットの拡張はありません。

E.1.15.4 (5.2.2) 印刷方向

常に左から右に印刷されます。

E.1.15.5 (7.1.1) 10 進小数点を表わす文字

ロケール依存です (C ロケールでは、ピリオド「.」)。

E.1.15.6 (7.3) 処理系ごとに定義される文字テストおよびケース配置関数の項目

「4.3.1」と同義です。

E.1.15.7 (7.11.4.4) 実行文字セットの照合シーケンス

ロケール依存です。C ロケールでは、照合順序は ASCII の照合シーケンスと同じです。

E.1.15.8 (7.12.3.5) 時間と日付の書式

ロケール依存です。C ロケールでの形式を次の表にまとめます。月の名前は次のとおりです。

表 E–9 月の名前

January 

May 

September 

February 

June 

October 

March 

July 

November 

April 

August 

December 

曜日の名前は次のとおりです。

表 E–10 曜日の名前と省略名

曜日名  

 

省略名  

 

Sunday 

Thursday 

Sun 

Thu 

Monday 

Friday 

Mon 

Fri 

Tuesday 

Saturday 

Tue 

Sat 

Wednesday 

 

Wed 

 

時間の書式は次のとおりです。

%H:%M:%S

日付の書式は次のとおりです。

%m/%d/%y

午前/午後を指定する書式は、次のとおりです。AM PM