Oracle Solaris Studio 12.2 インストールガイド

非 GUI インストーラのコマンド行オプション

非 GUI インストーラを起動するときの有効なコマンド行オプションは次の通りです。

--create-symlinks

Oracle Solaris Studio 12.2 ソフトウェアとマニュアルページへのシンボリックリンクを /usr/bin ディレクトリと /usr/share/man ディレクトリに作成します。

--current-zone-only

現在のゾーンのみにインストールします。インストーラを大域ゾーンで実行する場合、このオプションを使用すると、インストールする製品はそのゾーンでのみ表示されます。 

-‐extract-installation-data directory

インストールデータを抽出し、インストールを実行しません。 

--help

オプションに関する情報を表示します。 

--installation-location directory

Oracle Solaris Studio ソフトウェアを、デフォルトのインストールディレクトリ /opt ではなく、指定したディレクトリにインストールします。

--javahome directory

インストーラを実行するときに directory 内の JDK を使用します。インストーラがシステムの標準の場所で JDK を見つけられない場合に、このオプションを使用して JDK の場所を示す必要があります。 

--libraries-only

実行時ライブラリのみをインストールします。 

--locale locale

指定した locale を使用して、インストーラのデフォルトロケールをオーバーライドします。有効なロケールは、en (英語)、ja (日本語)、zh (簡体字中国語) です。

--non-interactive

非 GUI モードでインストーラを起動します。 

--silent-logs-dir directory

インストーラのログファイルを、指定したディレクトリに書き込みます。 

-‐state state_file .xml

GUI インストーラによって記録された状態ファイルを再生して、インストールセッションをメッセージを表示せずに繰り返します。このオプションを使用すれば、非 GUI モードで製品コンポーネントのサブセットをインストールできます。 

--tempdir directory

デフォルトで、インストーラは一時データを /tmp ディレクトリに抽出します。十分な空き容量がシステムの /tmp ディレクトリにない場合、インストーラ用の別のディレクトリを指定できます。

--use-alternative-root directory

デフォルトのルートディレクトリ / ではなく、指定したルートディレクトリにインストールします。代替ルートとして使用するディレクトリのフルパスを指定します。このオプションは、Solaris OS を実行するシステムでのみ有効です。

--verbose

詳細な出力をコンソールに書き込みます。