Oracle Solaris Studio 12.2: スレッドアナライザユーザーズガイド

1.5 スレッドアナライザのインタフェース

スレッドアナライザは tha コマンドで起動することができます。

スレッドアナライザは、マルチスレッドプログラムの解析向けに設計された パフォーマンスアナライザのインタフェースを採用しています。ただし、パフォーマンスアナライザの通常のタブの代わりに、「競合 (Races)」、「デッドロック (Deadlocks)」、「デュアルソース (Dual Source)」、「競合の詳細 (Race Details)」、「デッドロックの詳細 (Deadlock Details)」というタブが表示されます。パフォーマンスアナライザを使用してマルチスレッドプログラムの実験結果を調べる場合、データの競合とデッドロックのためのタブとともに、「関数 (Functions)」、「呼び出し元-呼び出し先(Callers-Callees)」、「逆アセンブリ (Disassembly)」など従来からパフォーマンスアナライザにあるタブが表示されます。