Oracle Solaris Studio 12.2 リリースの新機能

配列組み込み関数における大域レジスタの使用

配列組み込み関数の ANY、ALL、COUNT、MAXVAL、MINVAL、SUM、PRODUCT、DOT_PRODUCT、MATMUL は、各 SPARC プラットフォームアーキテクチャー用に高度に調整されています。このため、これらの関数は大域レジスタの %g2、%g3、%g4 をスクラッチレジスタとして利用します。

上記の配列組み込み関数を呼び出す場合に、これらのレジスタが一時記憶領域として利用できることを前提にしたユーザーコードを作成しないでください。これらのレジスタ内のデータは、配列組み込み関数を呼び出したときに上書きされます。