要素とプロファイルが含まれるデータストアを見つけ、照会を行うには、ブートストラップ情報が必要です。必要なブートストラップ情報は、サーバー、ポート番号、ベース識別名 (DN)、および管理者のユーザー名です。この情報はコマンド行で指定することも、ブートストラップファイルで指定することもできます。
ブートストラップ情報は、プロパティーファイルから読み取ることができます。このファイルの場所は、コマンド行で --file オプションによって指定できます。
--file=<bootstrap file> : ブートストラップファイルの完全修飾パス。デフォルトのファイルは $HOME/pgtool.properties です。
例: --file=/var/opt/apoc/cli.properties
ファイルの書式については、『Sun Desktop Manager 1.0 インストールガイド』の付録 A「構成パラメータ」の付録 A「構成パラメータ」を参照してください。
ブートストラップは、コマンド行で --url オプションおよび --username オプションを使用して指定できます。
--url=<url> : データストアを識別する URL。URL の書式は ldap://<hostname>:<port>/<base name> です。<hostname> はサーバー名 (デフォルトは localhost)、<port> はサーバー上のポート名 (デフォルトは 389)、および <base name> はベースエントリの識別名です。
例: --url=ldap://server1.sun.com:399/o=apoc.
--username=<username> : ストレージバックエンドで使用される書式による管理者のユーザー名。これによって、管理者はパスワードの入力を求められます。このオプションを指定しない場合に、管理者が pgtool login サブコマンドを使用していないときは、ユーザー名とパスワードの入力を求めるメッセージが表示されます。
例: --username=“jmonroe”.