Sun Desktop Manager 1.0 管理ガイド

作成

新しい空のプロファイルを作成します。

構文

create [--name=<profile name>] [--scope=<user|host>] [--entity=<entity>] [--priority=<priority>]

--name=<profile name> : 作成するプロファイルの名前。この名前とスコープを持つプロファイルがこの階層にすでに存在する場合、コマンドはエラーを表示して終了します。指定しない場合、プロファイル名はデフォルトで「NewProfile」、「NewProfile2」、「NewProfile3」 ... の順に指定されます。

--scope=<user|host> : プロファイルのスコープ。ユーザーまたはホストを指定できます。指定しない場合、デフォルトでユーザースコープが使用されます。

--entity=<entity> : プロファイルが作成される要素。指定しない場合、--scope オプションに応じて、デフォルトでルート組織またはドメイン要素が使用されます。

--priority=<priority>: プロファイルの優先順位を指定する厳密な意味での正の整数。指定した優先順位がこの階層にある同じスコープの既存のプロファイルと同じである場合、priority オプションは無視されます。指定しない場合、作成されるプロファイルはこの階層で最高の優先順位になります。


例 3–2 新しいプロファイルの作成

% pgtool create --scope=host --name=NewHostProfile1

ドメインルートに、スコープが「host」の「NewHostProfile1」という名前の新しいプロファイルが作成されます。