iPlanet Calendar Server 5.0p2 リリースノート

2001/03/02 更新


このリリースノートには iPlanet Calendar Server 5.0 の バージョン 5.0p2 リリース時点での重要な情報が含まれています。新機能と改良ポイント、インストール時の注意事項、これまでに判明している問題点、その他の最新情報が記載されています。iPlanet Calendar Server 5.0p2 を使用するには、本文書を熟読してから利用してください。

このリリースノートは、iPlanet 文書 Web サイト(http://docs.iplanet.com/docs/manuals/calendar.html)でも参照できます。ソフトウェアのインストールと設定を行う前に、この Web サイトをチェックし、その後も最新のリリースノートやマニュアルを確認するため定期的にチェックしてください。

このリリースノートは、以下のセクションから構成されています。


iPlanet Calendar Server の新機能

詳細情報については、iPlanet Calendar Server 5.0 文書 Web サイト(http://docs.iplanet.com/docs/manuals/calendar.html)を参照してください。

iPlanet Calendar Server 5.0p2 には、以下の機能が含まれています。

  • 水平スケーラビリティ
  • Calendar Express 5.0p2
  • Free-Busy 検索およびグループビュー
  • グループのスケジュール設定
  • リソースのスケジュール設定
  • 所有者の代理人によるスケジュール設定
  • カスタマイズのコツとプログラマ向け参照情報
  • 水平スケーラビリティ

    スケーラブルネットワークのサーバトゥサーバ、クライアントサーバアーキテクチャを通じて、何十万ものユーザをサポートします。水平スケーラビリティをサポートし、フロントエンドサーバ用とバックエンドサーバ用の iPlanet Calendar Server 5.0p2 のデカップリングが可能です。
     

    Calendar Express 5.0p2

    Calendar Express 5.0p2 を使用すると、ユーザは Web 上にカレンダーを発行し、カレンダーに URL を提供できます。ユーザは iCalendar または XML フォーマットでカレンダーデータをエクスポートすることが可能です。Calendar Express 5.0p2 では、テキストベースでのイベントおよびタスクの検索ができます。Calendar Express 5.0p2 では、Event Notification Server 5.0(ENS 5.0)との統合により、この機能がワイヤレス機器にまで適用されます。Calendar Express 5.0p2 は、WAP ゲートウェイを経由し、携帯電話からのアクセスが可能です。これは、携帯電話を介したグループスケジュール設定を含め、ワイヤレス機器においてもサポートされています。Calendar Express 5.0p2 は、日、週、月、年の各ビューからカレンダーを印刷することができます。
     

    Free-Busy の検索およびグループビュー

    当サーバは、複数のカレンダーに対する FreeBusy 検索をサポートしています。Calendar Express 5.0p2 はまた、カレンダーセットを横に並べて表示するグループ比較ビュー機能を持ち、グループスケジュール設定が容易になります。
     

    グループのスケジュール設定

    iPlanet Calendar Server 5.0p2 は、グループスケジュール設定を実行することを目的に設計されています。特に、Calendar Express 5.0p2 を使用すると、ユーザは他の出席者を招待するイベントを作成することができます。出席者は、招待を承認または拒否できます。出席者は一般的に、同一の Calender Server 上にいるユーザですが、これは必ずしも必要な条件ではありません。iPlanet Calendar Server 5.0p2 は、参加者がカレンダーサーバ上に存在しないことを検出した場合、IMIP メッセージとして E メールでスケジューリングメッセージ(リクエスト、応答など)を送信できます。これにより Calendar Express 5.0p2 ユーザは、Outlook のユーザとスケジュールの設定をすることができます。ユーザは以下のことができます。
  • イベントへの他ユーザの招待
  • イベントの承認と拒否
  • カレンダーへの招待の直接設定、または招待の電子メールによる送信
  • イベントの出席者の予定の表示
  • グループのスケジュールの比較(出席者のスケジュールが隣り合わせに表示されます)
  • リソースのスケジュール設定

    iPlanet Calendar Server 5.0p2 を使用して、会議室、オーバーヘッドプロジェクタ、その他のリソースを管理したりスケジュール設定をしたりできます。各リソースは、各リソース自体のカレンダーと関連づけられています。iPlanet Calendar Server 5.0p2 では、カレンダーの設定を変更して、ダブルブッキング(二重予約)オプションを有効化、無効化することもできます。デフォルトでは、リソースに関連するカレンダーでは、このオプションは無効になっています。しかし、各個人のカレンダーはデフォルトでダブルブッキングが可能になっています。

    所有者の代理人によるスケジュール設定

    iPlanet Calendar Server 5.0p2 で実行されるアクセスコントロールモデルでは、カレンダーの所有者は、他のユーザを指定して、自らの代理で作業できるようにすることが可能です。たとえば、役員は業務アシスタントを所有者として指定することができ、このアシスタントはその役員のカレンダーまたは選択された複数の全カレンダーに無制限にアクセスすることができます。この業務アシスタントは、役員に代わりグループミーティングを作成したり、ミーティングを承認または拒否したりできます。役員は、個人用カレンダーへアクセスできないようにすることもできます。

    限定版バーチャルドメインサポート

    バーチャルドメインサポートは、カレンダーのインストールを行うことで複数のカレンダーをホストする手段を提供しますが、フル機能のバーチャルドメインサポートは iCS 5.1 用に予定されており、iCS 5.0 Patch 2 では、限定版のバーチャルドメイン機能のサブセットが用意されています。この簡易実行機能を使用すると、カスタマは限定された方法でバーチャルドメインソリューションを実行することが可能になります。この限定版のバーチャルドメイン機能の使用についての詳細は、通常のサポートチャネルを経由して iPlanet テクニカルサポートに連絡してください。
    Technote #20010213-2 を参照してください。


    インストール時の注意事項

    このセクションでは、製品のインストールに関する重要な情報を説明します。インストール関連の詳細な情報および操作方法については、『iPlanet Calendar Server インストールガイド』を参照してください。

    ハードウェア要件

    iPlanet Calendar Server 5.0p2 の最小ハードウェア要件は以下の通りです。
  • 標準インストールの場合、約 500 MB のディスク容量。製品システム用には、製品バイナリをサポートするため、少なくとも 1GB のディスク容量を見込んでおいてください。
  • 128MB の RAM。製品システム用には、最高のパフォーマンスを得るために、256MB〜1GB の RAM が必要となります。

  • 高速アクセスを実現するための RAID ストレージ(オプション)が必要です。

    サポートされているプラットフォーム

    iPlanet Calendar Server 5.0p2 は、以下のオペレーティングシステムをサポートしています。必要なバージョンおよびパッチレベルについては以下を参照してください。
  • Solaris 2.6 および Solaris 8(SPARC)は下表のパッチを必要とします。これらは利用しているサービスプロバイダから入手するか、Web よりダウンロードすることができます。
  • ソフトウェア要件

    Calendar Server 5.0p2 用には、以下の Netscape Communicator および Microsoft Internet Explorer のバージョンを推奨します。
    表 1    サポートされている Netscape Communicator および Microsoft Internet Explorer のバージョン
     
    Windows
    Macintosh
    UNIX
    Netscape Communicator
    4.7x
    4.7x
    4.x
    Microsoft Internet Explorer
    5.0 および 5.5
    5.0
    未サポート

    データ移植

    iCS 2.x から 5.0p2 へ-
    以前インストールした iCS 2.x を使用しているサイトには、移植ツールも使用できます。このツールは、カレンダーデータベースおよび LDAP ユーザ初期設定用のデータ移植を提供します。このツールを使用する前には、ユーザは csuser reset <userid> を使用して、 LDAP userpref 上の以前の移植データを削除する必要があります(必要のある場合のみ)。以前 iCS 2.x データ移植を行ったユーザは、ACL の変更により、移植を再度実行する必要があります。より詳細な手順については、『iPlanet Calendar Server インストールガイド』を参照してください。

    NCS および SCS から 5.x へ -
    Netscape Calendar Server および Sun Calendar Server  から iCS 5.x への移植ツールは、本リリースでは利用できません。

    NS Directory Server 4.12 以降を実行している場合で、スキーマを挿入していない場合には、インストールプログラムがこれらのスキーマのアップデートを行います。
     
     


    これまでに判明している問題点と制限事項

    iPlanet Calendar Server 5.0p2 には、以下のような既知の制限事項と留意事項があります。

    本リリースでの修正点

    管理

    インストール

    サーバ

    Database Wire Protocol(DWP)

    Calendar Express

  • オンライン ヘルプ - 「カレンダー情報の表示」セクションに、「月別」ビューで現在日付が強調表示されるという記述がありますが、これは正しくありません。

  • 「カレンダーのプライバシー設定を変更する」のステップ 2 と 3 の間に、もう 1 つのステップが抜けています。ここには 「「プライバシー」タブをクリックします」 というステップが入ります。
    「カレンダーグループを作成する」のステップ 4 は、「詳細」タブが存在しない場合には削除されなければなりません。
  • LDAP CN へのカレンダー表示名の設定 - technote #20010228-1 を参照してください。
  • 国際化に関する問題点

  • (518572)- 拡張文字を含むグループ名を作成することはできません。

  • これを回避する方法はありません。
     
  • (519293)- 拡張文字を含むカレンダー名を作成することはできません。

  • これを回避する方法はありません。

    予測される問題点と解決法

    以降のセクションでは、Calendar Server 5.0p2 において発生しうる問題点のうちこれまでに確認されているものと、その解決法を詳しく述べています。
    製品の機能や使用に影響を与える可能性のあるその他の問題点については、「これまでに判明している制限事項と留意事項」 および以下の「マニュアルの訂正事項」 も参照してください。


    問題点の報告方法

    iPlanet Calendar Server 5.0p2 でトラブルが発生した場合は、以下のいずれかの方法により iPlanet カスタマサポートに連絡してください。
  • iPlanet オンラインサポート Web サイト http://www.iplanet.com/support/online/

  • からは、ログインのトラブル用の CaseTracker および CaseView ツールが入手できます。
  • 出張修理用の電話番号はメンテナンス契約に基づきます。
  • 最善の方法で問題を解決できるよう、サポートへの連絡時には以下の情報を用意してください。
  • トラブルの説明。問題が発生している状況と、そのトラブルが操作に与えている影響などが含まれます。
  • マシンタイプ、オペレーティングシステムのバージョン、製品バージョン。トラブルに影響を与える可能性のあるすべてのパッチ、その他のソフトウェアが含まれます。
  • トラブルを再現するためにこれまで行った方法の詳細な手順。
  • すべてのエラーログとコアダンプ。

  • 詳細情報について

    iPlanet についての有益な情報は、以下のインターネットアドレスから入手することができます。
    iPlanet Calendar Server 5.0p2 の使用は、製品に付属する使用許諾契約に記載されている条件に基づきます。(link_to_licensing_info を参照してください)

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    最終更新:2001/03/02