Sun Identity Manager の概要

Sun のその他のアイデンティティー管理製品について

Identity Manager の他に、Sun では Sun JavaTM System Directory Server Enterprise Edition、Sun OpenSSO Enterprise、Sun Role Manager などのアイデンティティー管理ソリューションを提供しています。これらの製品は Identity Manager を補完するもので、たとえば Role Manager は Identity Manager の機能を拡張することができます。

Sun Java System Directory Server Enterprise Edition とは

Sun Java System Directory Server Enterprise Edition は、アイデンティティー情報用のスケーラブルで高いパフォーマンスを備えた LDAP データストアです。Directory Server Enterprise Edition は、中心となるディレクトリサービスと、その他の補完的なデータサービスを提供します。競合するディレクトリサービスには、Microsoft の Active Directory や Novell の eDirectory があります。

OpenSSO Enterprise とは

Sun OpenSSO Enterprise (以前の Sun Java System Access Manager および Sun Java System Federation Manager) は、内部および外部のアプリケーションや Web サービスに対して、幅広いセキュリティーポリシーを集中的に実施します。安全で集中化されたアクセス制御とシングルサインオン (SSO) 機能が提供されます。また、連携アイデンティティー管理では、異なるディレクトリサービス、セキュリティー、および認証テクノロジを利用している企業間で、アプリケーションを共有することができます。連携パートナーは相互に信頼して、それぞれのユーザーを認証し、サービスにアクセスする権限を保証します。

Sun Role Manager とは

Sun Role Manager (以前の Vaau RBACx) は、アクセス管理をユーザーごとではなく企業内のユーザーのロールに基づいて行うことで、アクセス制御コンプライアンスを簡潔にします。使用法や企業ポリシーに基づいたロールを作成することで、アクセスを詳細に監視して、より効果的で安全性の高い適切な方法で管理することができます。