Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

ユーザーアカウントのロック解除

ユーザーが Identity Manager へのログインに失敗した場合、そのユーザーはロックアウトされます。ロックアウトされるのは、Identity Manager アカウントポリシーで定義されたログイン試行の失敗回数を超過した場合です。


注 –

Identity Manager のロックアウトに数えられるのは、Identity Manager ユーザーインタフェースに対するログイン試行だけです (つまり、管理者インタフェース、エンドユーザーインタフェース、コマンド行インタフェース、SPML API インタフェースのいずれか)。リソースアカウントへのログイン試行の失敗はカウントされず、Identity Manager アカウントのロックアウトの原因にはなりません。


パスワードまたは質問によるログイン試行の最大失敗回数は、Identity Manager アカウントポリシーにより設定されます。

パスワードによるログイン試行の失敗

パスワードによるログイン試行の失敗回数の超過のために Identity Manager からロックアウトされたユーザーは、管理者がアカウントをロック解除するか、ロックが期限切れになるまでログインできません。

質問によるログイン試行の失敗

質問によるログイン試行の失敗回数を超過したために秘密の質問によるログインインタフェースでロックアウトされるユーザーは、管理者がアカウントのロックを解除するか、ロックされたユーザー (または適切な機能を持つユーザー) がユーザーのパスワードを変更またはリセットするか、ロックの期限が切れるまで、このインタフェースにログインできなくなります。

適切な機能を持つ管理者は、ロックされた状態のユーザーに対して次の操作を実行できます。

アカウントをロック解除するには、リストで 1 つ以上のユーザーアカウントを選択し、「ユーザーアクション」または「組織アクション」リストから「ユーザーのロック解除」を選択します。