Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

外部リソースの作成

外部リソースデータストアとプロビジョニングツール通知の設定後、新しい外部リソースを作成できます。


注 –

新しい外部リソースを作成するには、リソース管理者機能が必要です。


    新しい外部リソースを作成するには、次の手順に従います。

  1. メインメニューバーから、「リソース」タブを選択します。デフォルトでは「リソースのリスト」タブが表示されます。

  2. 「タイプの設定」タブをクリックすると、「管理するリソースの設定」ページが表示されます。

    新しい外部リソースが「リソースアダプタ」リストで使用可能であることを示す図
  3. 「リソースアダプタ」テーブルで、「外部」リソースタイプが使用可能であることを確認します。

  4. 「リソースのリスト」タブに戻り、「リソースタイプアクション」メニューから「新規リソース」を選択します。

  5. 「新規リソース」ページが表示されたら、「リソースタイプ」メニューから「External」を選択し、「新規」をクリックします。

    「Resource Type」メニューを示す図
  6. 外部リソース作成ウィザードの開始画面が表示されます。「次へ」をクリックします。

    「Data Store Configuration」ページの読み取り専用ビューが表示され、先ほど定義した接続および認証情報が示されます。

    前述のとおり、設定はすべての外部リソースに適用されるため、通常、このデータストアは一度だけ設定します。この情報のいずれかを変更する場合は、「設定」->「External Resources」タブに戻る必要があります。


    注 –

    先に進む前に現在のデータストアの構成を再テストする場合は、ページの下部にある「設定のテスト」をクリックします。


  7. 「次へ」をクリックすると、「プロビジョニング担当者への通知設定」ページが開きます。このページは、「設定」->「External Resources」タブで設定したページと同じです。

  8. 現在の「Provisioner Notification」設定を確認し、新しいリソースに対して必要な変更を行います。


    注 –

    必要に応じて、「「プロビジョニングツール通知を設定する」」の設定手順をもう一度参照してください。このページに対して行なった変更はいずれも、このリソースにのみ影響します。


  9. 「次へ」をクリックします。

    ここからの外部リソースの作成プロセスは、他のリソースの作成プロセスと同じです。ウィザードには、さらにいくつかのページが表示されます。

    • 「アカウント属性」ページ。このページを使用して、リソースのオプションのアカウント属性を定義し、アイデンティティーシステム属性を新しいリソースアカウント属性にマップします。たとえば、「ノートパソコン」という外部リソースを作成する場合は、モデルやサイズの属性を追加するといいでしょう。


      注 –

      このページにはデフォルトは指定されません。


    • 「アイデンティティーテンプレート」ページ。このページを使用して、この外部リソースで作成されたユーザーのアカウント名の構文を定義します。デフォルトのアイデンティティーテンプレート、$accountId$ を使用することも、別のテンプレートを指定することもできます。

    • 「アイデンティティーシステムのパラメータ」ページ。このページを使用して、外部リソースのアイデンィティーシステムパラメータを設定します。たとえば、ポリシーを無効にしたり、再試行を設定したり、承認者を指定したりすることができます。

    これらのページの詳細や、このリソースの設定を終了するために必要な手順については、「リソースを作成する」を参照してください。

  10. 「アイデンティティーシステムのパラメータ」ページの設定が終了したら、「保存」をクリックします。これで、他のリソースと同様に、このリソースをユーザーに割り当てることができます。