監査ポリシーを作成するには、Identity Manager の監査ポリシーウィザードを使用します。監査ポリシーの定義後、そのポリシーに対して、変更や削除など、さまざまなアクションを実行できます。
監査ポリシー規則は特定の違反を定義します。ポリシー規則には、XPRESS、XML オブジェクト、または JavaScript 言語で作成された関数を含めることができます。
監査ポリシーウィザードを使用して簡単な規則を作成したり、Identity Manager IDE や XML エディタを使用してより高度な規則を作成することが可能です。
規則の subType は SUBTYPE_AUDIT_POLICY_RULE である必要があります。監査ポリシーウィザードで生成される規則には、自動的にこの subType が割り当てられます。
規則の authType は AuditPolicyRule である必要があります。監査ポリシーウィザードで生成される規則には、自動的にこの authType が割り当てられます。
監査ポリシーウィザードを使用して作成された規則は、true または false の値を返します。true の値を返すポリシー規則がポリシー違反となります。ただし、Identity Manager IDE を使用すると、監査スキャンやアクセスレビューの間にユーザーをスキップする規則を作成できます。ignore の値を返す監査ポリシー規則は、そのユーザーに対する規則の処理を停止し、次の対象ユーザーに進みます。
監査ポリシー規則の作成については、『Sun Identity Manager Deployment Reference』の第 4 章「Working with Rules」を参照してください。