サービスプロバイダ管理者ロール委任 (サービスプロバイダ委任管理) を有効にするには、変更のために システム設定オブジェクトを開き (「Identity Manager 設定オブジェクトの編集」)、次のプロパティーを true に設定します。
security.authz.external.app name.object type
app name は Identity Manager アプリケーション (管理者インタフェースなど)、object type は Service Provider Users です。
このプロパティーは、Identity Manager アプリケーション (管理者インタフェースやユーザーインタフェースなど) 単位およびオブジェクトタイプ単位で有効にすることができます。現在サポートされているオブジェクトタイプは Service Provider Users のみです。デフォルト値は false です。
たとえば、Identity Manager 管理者のサービスプロバイダ委任管理を有効にするには、System Configuration 設定オブジェクトで次の属性を「true」に設定します。
security.authz.external.Administrator Interface.Service Provider Users
特定の Identity Manager またはサービスプロバイダアプリケーションでサービスプロバイダ委任管理を無効に (false に設定) した場合は、組織ベース認証モデルが使用されます。
サービスプロバイダ委任管理を有効にした場合は、実行された認証規則の数および時間に関する情報が追跡イベントによって取得されます。それらの統計情報はダッシュボードで表示できます。