Identity Manager では、管理者は自分の忘れたユーザー ID を取得できます。管理者がログインページで「ユーザー ID をお忘れですか ?」をクリックすると、問い合わせページが表示され、アカウントに関連付けられたアイデンティティー属性情報 (姓名、電子メールアドレス、電話番号など) の入力を要求されます。
Identity Manager は、入力された値に一致する 1 人のユーザーを検索するクエリーを作成します。一致するユーザーが見つからない場合、または複数のユーザーが見つかった場合、「ユーザー ID の問い合わせ」ページにエラーメッセージが表示されます。
問い合わせ機能はデフォルトで有効になっていますが、次のいずれかの操作を実行して無効にすることもできます。
login.jsp の forgotUserIdMode の値を false に設定します。
システム設定オブジェクトを編集し、admin 属性または user 属性、あるいはその両方で disableForgotUserId 属性の値を true に設定します。
システム設定オブジェクトの編集方法については、「Identity Manager 設定オブジェクトの編集」を参照してください。
古いバージョンの Identity Manager を 8.1 にアップグレードした場合、「ユーザー ID をお忘れですか ?」機能はデフォルトで無効になります。
この機能を有効にするには、システム設定オブジェクトの次の属性を変更する必要があります (「Identity Manager 設定オブジェクトの編集」)。
ui.web.user.disableForgotUserId = false ui.web.admin.disableForgotUserId = false |
表示されるユーザー属性名は、システム設定属性の security.authn.lookupUserIdAttributes.<Administrator Interface | User Interface> によって設定されます。指定できる属性は、IDM Schema Configuration 設定オブジェクトでクエリー可能な属性として定義されている属性です。
復元時に、「ユーザー ID の復元」電子メールテンプレートを使用して、復元されるユーザーの電子メールアドレスに電子メールが送信されます。