Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

ユーザー ID を忘れた場合

Identity Manager では、管理者は自分の忘れたユーザー ID を取得できます。管理者がログインページで「ユーザー ID をお忘れですか ?」をクリックすると、問い合わせページが表示され、アカウントに関連付けられたアイデンティティー属性情報 (姓名、電子メールアドレス、電話番号など) の入力を要求されます。

Identity Manager は、入力された値に一致する 1 人のユーザーを検索するクエリーを作成します。一致するユーザーが見つからない場合、または複数のユーザーが見つかった場合、「ユーザー ID の問い合わせ」ページにエラーメッセージが表示されます。

問い合わせ機能はデフォルトで有効になっていますが、次のいずれかの操作を実行して無効にすることもできます。


注 –

古いバージョンの Identity Manager を 8.1 にアップグレードした場合、「ユーザー ID をお忘れですか ?」機能はデフォルトで無効になります。

この機能を有効にするには、システム設定オブジェクトの次の属性を変更する必要があります (「Identity Manager 設定オブジェクトの編集」)。


ui.web.user.disableForgotUserId = false
ui.web.admin.disableForgotUserId = false

表示されるユーザー属性名は、システム設定属性の security.authn.lookupUserIdAttributes.<Administrator Interface | User Interface> によって設定されます。指定できる属性は、IDM Schema Configuration 設定オブジェクトでクエリー可能な属性として定義されている属性です。

復元時に、「ユーザー ID の復元」電子メールテンプレートを使用して、復元されるユーザーの電子メールアドレスに電子メールが送信されます。