Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

com.waveset.session.WorkflowServices アプリケーション

com.waveset.session.WorkflowServices アプリケーションは、任意のワークフロープロセスから監査イベントを生成します。表 10–1 に、このアプリケーションに指定できる引数を示します。

表 10–1 com.waveset.session.WorkflowServices の引数

引数 

種類 

説明 

op

String 

WorkflowServices の操作。audit または auditWorkflow に設定する必要があります。標準ワークフロー監査では audit を使用します。時間計算に必要なタイミング監査イベントの格納には auditWorkflow を使用します。必須。

type

String 

監査対象のオブジェクトタイプの名前。監査可能なオブジェクトタイプの一覧については、表 B–5 を参照してください。標準監査イベントのログに必須。

action

String 

実行されるアクションの名前。監査可能なアクションの一覧については、表 B–6 を参照してください。必須。

status

String 

指定されたアクションの状態名。状態の一覧については、表 B–7 の「結果」列を参照してください。標準監査イベントのログに必須。

name

String 

指定されたアクションの影響を受けるオブジェクトの名前。標準監査イベントのログに必須。 

resource

String 

(オプション) 変更されるオブジェクトが置かれているリソースの名前。

accountId

String 

(オプション) 変更されるアカウント ID。これはネイティブなリソースアカウント名にします。

error

String 

(オプション) 障害の発生時に付けられるローカライズされたエラー文字列。

reason

String 

(オプション) ReasonDenied オブジェクトの名前。一般的な障害の原因を説明する、国際化されたメッセージにマップされています。

attributes

Map 

(オプション) 追加または変更された属性の名前および値のマップ。

parameters

Map 

(オプション) イベントに関連する追加の名前または値を最大 5 つまでマップします。

organizations

List 

(オプション) このイベントが配置される組織の名前または ID のリスト。これは、組織での監査ログの範囲設定に使用されます。このリストが存在しない場合、ハンドラは、種類と名前に基づいて組織を解決しようと試みます。組織を解決できない場合、イベントは最上位 (組織階層の最高レベル) に置かれます。

originalAttributes

Map 

(オプション) 古い属性値のマップ。この名前は、attributes 引数でリストされた名前に一致している必要があります。値は、監査ログに保存しておく必要がある任意の以前の値になります。