Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

ユーザーパスワード同期ワークフローの実装

Identity Manager はパスワード変更の通知を受信すると、ユーザーパスワード同期ワークフローを開始します。デフォルトのユーザーパスワード同期ワークフローは、ChangeUserPassword ビューアをチェックアウトしてから、ChangeUserPassword ビューアを再度チェックインします。次に、ワークフローは (最初にパスワードの変更の通知を送信した Windows リソースを除く) すべてのリソースアカウントを処理します。最後に、Identity Manager は、すべてのリソースに対してパスワード変更が成功したかどうかを示す電子メールをユーザーに送信します。

ユーザーパスワード同期ワークフローのデフォルト実装を使用する場合、JMS リスナーアダプタインスタンスの処理規則にその実装を割り当てます。処理規則は、JMS で同期を設定するときに割り当てることができます (「Active Sync の設定」を参照)。

ワークフローを変更したい場合、$WSHOME/sample/wfpwsync.xml ファイルをコピーして変更を行います。続いて、修正したワークフローを Identity Manager にインポートします。

デフォルトのワークフローに対して行うことが考えられる変更には、次のようなものがあります。

ワークフローの使用方法については、『Sun Identity Manager Deployment Reference』の第 1 章「Workflow」を参照してください。