Identity Manager の X509 証明書ログインモジュールは、ログイン相関規則を使用して証明書データを該当する Identity Manager ユーザーにマップする方法を決定します。Identity Manager には、Correlate via X509 Certificate subjectDN という名前の組み込み型の相関規則が含まれます。
独自の相関規則を追加することもできます。例として、idm/sample/rules ディレクトリにある LoginCorrelationRules.xml を参照してください。
各相関規則は、次のガイドラインに従っている必要があります。
authType 属性は LoginCorrelationRule に設定する必要があります。
相関規則は、関連付けられた Identity Manager ユーザーを検出するためにログインモジュールが使用する AttributeConditions のリストのインスタンスを返す必要があります。たとえば、ログイン相関規則は、関連付けられた Identity Manager ユーザーを電子メールアドレスによって検索する AttributeCondition を返す場合があります。
次の引数がログイン相関規則に渡されます。
標準の X509 証明書フィールド (subjectDN、issuerDN、有効な日付など)
重要な拡張プロパティーと重要ではない拡張プロパティー
次の証明書引数の命名規則がログイン相関規則に渡されます。
cert.field name.subfield name
次の例のような引数名を規則で使用できます。
cert.subjectDN
cert.issuerDN
cert.notValidAfter
cert.notValidBefore
cert.serialNumber
ログイン相関規則は、渡された引数を使用して、1 つ以上の AttributeConditions のリストを返します。Identity Manager X509 証明書ログインモジュールは、これらを使用して関連付けられた Identity Manager ユーザーを検出します。
サンプルのログイン相関規則が、LoginCorrelationRules.xml という名前で、idm/sample/rules にあります。
カスタム相関規則を作成したら、その規則を Identity Manager にインポートする必要があります。管理者インタフェースで、「設定」を選択し、「交換ファイルのインポート」を選択して、ファイルインポート機能を使用します。