Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

アイデンティティー監査について

Identity Manager では、社内外のポリシーと規制に対するコンプライアンスを確保するために、企業全体のアイデンティティーデータを体系的に捉えて分析し、必要な処理を行う (応答する) ことを「監査」と定義します。

アカウンティングおよびデータプライバシーの法律へのコンプライアンスは簡単な作業ではありません。Identity Manager の監査機能では、各企業に有効なコンプライアンスソリューションを柔軟な方法で実装できます。

大半の環境で、内部および外部の監査チーム (監査がもっとも重要と考える) と監査以外のスタッフ (監査を迷惑と考えていることもある) のさまざまなグループがコンプライアンスにかかわっています。IT もコンプライアンスにかかわることが多く、内部監査チームの要件を選択されたソリューションの実装に移行するための支援を行います。監査ソリューションの実装の成功に重要なのが、監査以外のスタッフの知識、コントロール、プロセスを正確に把握し、その情報の利用を自動化することです。