サービスプロバイダトランザクションは、トランザクション持続ストアに書き込まれます。トランザクション持続ストアのトランザクションを検索して、トランザクションのステータスを表示できます。
「トランザクション設定の編集」ページを使用すると (「トランザクション管理」を参照)、管理者はいつトランザクションを保管するかを制御できます。たとえば、トランザクションをただちに保管できます (最初の試行前であっても)。
「トランザクションの検索」ページで、検索条件を指定してトランザクションをフィルタリングし、ユーザー、タイプ、ステータス、トランザクション ID、現在の状態、成功か失敗かなど、トランザクションイベントに関する特定の条件に基づいて表示できます。ここには、すでに完了しているトランザクションとともに再試行中のトランザクションが含まれます。完了していないトランザクションは、それ以上試行されないようにキャンセルできます。
管理者インタフェースで、「サーバータスク」->「サービスプロバイダトランザクション」をクリックします。
「サービスプロバイダのトランザクション検索」ページが表示され、そこで検索条件を指定できます。
検索では、下で選択したすべての条件に一致するトランザクションのみが返されます。これは、「アカウント」->「ユーザーの検索」ページと類似しています。
検索を設定します。
次のオプションのいずれかを選択します。
「ユーザー名」。入力した accountId を持つユーザーのみに適用されるトランザクションを検索できます。
サービスプロバイダトランザクション設定ページで「クエリー可能なユーザー属性のカスタマイズ」を設定している場合は、それらがここに表示されます。たとえば、クエリー可能なユーザー属性のカスタマイズとして姓またはフルネームが設定されている場合、これらに基づいて検索することを選択できます。
「タイプ」。選択したタイプのトランザクションを検索できます。
「状態」。選択した次の状態のトランザクションを検索できます。
「未試行」。トランザクションは、まだ試行されていません。
「再試行保留中」。トランザクションは、1 回以上試行されましたが、1 つ以上のエラーが見つかり、個々のリソースに設定された再試行制限まで再試行がスケジュールされています。
「成功」。トランザクションは、正常に完了しました。
「失敗」。トランザクションは、1 つ以上失敗して完了しました。
「試行回数」。試行された回数に基づいて、トランザクションを検索できます。失敗したトランザクションは、個々のリソースに設定された再試行制限まで再試行されます。
「送信時間」。時間、分、日の単位でトランザクションが最初に送信された時間に基づいて、トランザクションを検索できます。
「終了時間」。時間、分、日の単位でトランザクションが完了した時間に基づいて、トランザクションを検索できます。
「キャンセルステータス」。トランザクションがキャンセルされているかどうかに基づいて、トランザクションを検索できます。
「トランザクションID」。一意の ID に基づいてトランザクションを検索できます。すべての監査ログレコードに表示される、ユーザーが入力する ID に基づいてトランザクションを検索するには、このオプションを使用します。
「SPE サーバー名」。実行中の サービスプロバイダサーバーに基づいてトランザクションを検索できます。サーバーの ID は、Waveset.properties ファイルで上書きされている場合を除き、マシン名に基づきます。
検索結果をリストから選択したエントリ数までに制限します。指定された制限までの結果のみ返されます。ほかの結果がある場合でも通知は表示されません。
「検索」をクリックします。
検索結果が表示されます。
結果ページの一番下にある「一致したすべてのトランザクションをダウンロード」をクリックして、結果を XML 形式のファイルに保存します。
検索結果に返されたトランザクションをキャンセルするには、結果テーブルのトランザクションを選択し、「選択内容のキャンセル」をクリックします。完了している、またはすでにキャンセルされているトランザクションはキャンセルできません。