Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

Procedureユーザーアカウントを無効化する

ユーザーアカウントを無効化すると、そのアカウントは変更され、ユーザーは Identity Manager または割り当てられたリソースアカウントにログインできなくなります。

管理者は管理者インタフェースからユーザーアカウントを無効化できますが、ユーザーアカウントをロックすることはできません。アカウントがロックされるのは、Identity Manager アカウントポリシーで定義されたログイン試行の失敗回数を超過した場合だけです。


注 –

割り当てられたリソースがアカウントの無効化をネイティブにサポートしてはいないが、パスワードの変更はサポートしている場合、ランダムに生成される新規パスワードを割り当てることにより、そのリソース上のユーザーアカウントを無効にするよう、Identity Manager を設定できます。


この機能が正しく動作することを確認するには、次の手順に従います。

  1. リソースの編集ウィザードで、「アイデンティティーシステムのパラメータ」ページを開きます。このウィザードの表示方法については、「リソースの管理」を参照してください。

  2. 「アカウント機能の設定」テーブルで、「パスワード」機能と「無効化」機能の両方の「無効化」列にチェックマークが付いていないことを確認します。「無効化」機能を表示するには、「すべての機能を表示」を選択してください。

    「無効化」列にチェックマークが付いていない場合、リソースのアカウントを無効にすることはできません。

1 つのユーザーアカウントの無効化

ユーザーアカウントを無効にするには、「ユーザーリスト」でユーザーアカウントを選択して、「ユーザーアクション」ドロップダウンメニューの「無効化」を選択します。

表示された「無効化」ページで、無効にするリソースアカウントを選択し、「OK」をクリックします。Identity Manager は、Identity Manager ユーザーアカウントおよび関連付けられたすべてのリソースアカウントを無効にした結果を表示します。ユーザーアカウントリストでは、そのユーザーアカウントが無効であることが示されます。

複数のユーザーアカウントの無効化

複数の Identity Manager ユーザーアカウントを同時に無効化できます。リストで複数のユーザーアカウントを選択し、「ユーザーアクション」リストから「無効化」を選択します。


注 –

複数のユーザーアカウントを無効化する場合は、各ユーザーアカウントから、割り当てられたリソースアカウントを個別に選択することはできません。このプロセスでは、選択したすべてのユーザーアカウントのすべてのリソースが無効化されます。