インストール設定 XML ファイルを作成している必要があります。手順については、「インストールパラメータを設定ファイルに記録する」を参照してください。
インストールする前に、古いバージョンの PasswordSync を削除してください。
作成したインストール設定 XML ファイルを、インストーラが読み取ることができる場所にコピーします。
コマンドプロンプトに次のコマンドを入力します。引数と値は、大文字と小文字を区別します。
msiexec /i pwSyncInstallFile ADDLOCAL="installFeature" CONFIGARGS="-readxml fullPathToFile" INSTALLDIR="installDir" /q |
各表記の意味は次のとおりです。
pwSyncInstallFile は、PasswordSync のインストールファイルです。(IdmPwSync_86.msi または IdmPwSync_x64.msi)
installFeature は、インストールする PasswordSync の機能を指定します。次のいずれかを選択します。
MainProgram — インターセプタ .dll ファイルのみをインストールします。
Configuration — 設定アプリケーションのみをインストールします。
ALL — 完全な製品をインストールします。
/q オプションが指定されている場合は、何も指定しないと、デフォルトで MainProgram が使用されます。
fullPathToFile は、設定 XML ファイルのパスを指定します。
installDir は、カスタムインストールディレクトリのフルパスを指定します。省略可能です。
/q は、処理が完了したときにサーバーを自動的に再起動する非 GUI インストールを指定します。このオプションを指定しないとインストールウィザードが表示されますが、設定は定義済みの内容で実行されます。省略可能です。
次に例を示します。
msiexec /i IdmPwSync_x86.msi CONFIGARGS="-readxml c:\tmp\myconfig.xml"
msiexec /i IdmPwSync_x86.msi ADDLOCAL="MainProgram" CONFIGARGS="-readxml c:\tmp\myconfig.xml" /q
msiexec /i IdmPwSync_x64.msi ADDLOCAL="Complete" CONFIGARGS="-readxml c:\tmp\myconfig.xml" INSTALLDIR="C:\Program Files\Sun Microsystems\MyCustomInstallDirectory" /q