次の表に、AIX ユーザーのアカウント属性を示します。属性の型はすべて String です。特に記載されていないかぎり、属性は省略可能です。
リソースユーザー属性 |
mkuser での指定方法 |
説明 |
---|---|---|
accountId |
login_name |
必須。ユーザーのログイン名。 |
account_locked |
account_locked=[true | false] |
ユーザーアカウントがロックされているかどうかを示します。 |
admin |
admin=[true|false] |
ユーザーの管理ステータスを定義します。 |
daemon |
daemon=[true|false] |
ユーザーが cron または SRC デーモンを使用してプログラムを実行できるかどうかを示します。 |
expires |
expires=MMDDhhmmyy |
アカウントの有効期限。 |
gecos |
gecos=String |
ユーザーに関する全般的な情報。 |
groups |
groups=GroupNames |
ユーザーの属しているグループ名のコンマ区切りリスト。 |
home |
home=PathName |
ユーザーのホームディレクトリへのフルパス。このアカウント属性で指定された値はすべて、「ホームベースディレクトリ」リソース属性で指定された値よりも優先されます。 |
id |
id=Integer |
ユーザー ID を表す一意の整数文字列。 |
login |
login=[true | false] |
ユーザーがログインコマンドを使用してシステムにログインできるかどうかを示しています。 |
loginretries |
loginretries=attempts |
最後に正常にログインしてからシステムがそのアカウントをロックするまでに許可されるログイン試行の失敗回数。 |
maxage |
maxage=weeks |
パスワードの最大有効期間 (週)。 |
maxexpired |
maxexpired=weeks |
maxage で定義されている期間を過ぎたあとも、ユーザーが期限切れパスワードを変更できる期間の最大値 (週)。 |
pgrp |
pgrp=GroupName |
ユーザーの一次グループ。 |
rlogin |
rlogin=[true | false] |
telnet または rlogin コマンドを使用した、リモートの場所からアカウントへのアクセスを許可します。 |
shell |
shell=PathName |
セッションの開始時にユーザーに対して実行されるプログラム。 NIS マスターにプロビジョニングしている場合は、ユーザーシェルの値は NIS マスターに対してのみチェックされます。ユーザーがログオンする可能性のあるその他のマシンに対してチェックは実行されません。 |
su |
su=[true | false] |
別のユーザーが su コマンドで指定のユーザーアカウントに切り替えることができるかどうかを示します。 |
umask |
umask=Value |
ファイルのアクセス権を設定します。 |