Sun Identity Manager 8.1 リソースリファレンス

GroupWise での NDS ユーザーの管理

GroupWise との統合が有効な場合は、NDS アダプタで NDS ユーザーの GroupWise 属性を管理できます。NDS アダプタは、GroupWise ポストオフィスの NDS ユーザーの追加と削除をサポートします。AccountID、GatewayAccess、DistributionLists などの、ほかの GroupWise アカウント属性を取得または変更することもできます。

GroupWise 統合の有効化

GroupWise との統合を有効にするには、GroupWise ドメイン DN リソース属性の値を定義してください。この値は、管理する GroupWise ドメインの DN を指定します。この属性の値の例を次に示します。

CN=gw_dom.ou=GroupWise.o=MyCorp

NDS ツリーリソース属性は、配下に GroupWise ドメインが存在すると予測される NDS ツリーを定義します。つまり、GroupWise ドメインは、アダプタが管理する NDS ユーザーと同じツリーに配置してください。

NDS ユーザーの GroupWise ポストオフィスの管理

アカウント属性 GW_PostOffice は、GroupWise ポストオフィスを表します。

NDS ユーザーを GroupWise ポストオフィスに追加するには、GW_PostOffice アカウント属性を、GroupWise ドメインに関連付けられた既存のポストオフィスの名前に設定します。

NDS ユーザーを別の GroupWise ポストオフィスに移動するには、GW_PostOffice アカウント属性を、GroupWise ドメインに関連付けられた新しいポストオフィスの名前に設定します。

NDS ユーザーをポストオフィスから削除するには、GW_PostOffice アカウント属性を GroupWise 削除パターンリソース属性と同じ値に設定します。GroupWise 削除パターンリソース属性のデフォルト値は *TRASH* です。