Oracle ERP アダプタは、リソースアクションをサポートします。これらのアクションを有効にするには、Javascript または BeanShell で記述されたスクリプトを設定する必要があります。このアダプタは、次のプロビジョニングアクションの実行後または実行前に、これらのスクリプトを呼び出します。
どのアクションスクリプトも、java.util.Map クラスで定義されているように、actionContext マップを受け取ります。マップに格納できる内容は、アクションごとに異なります。
スクリプトは、それ自体に渡された JDBC 接続を閉じることはできません。アダプタが適切な時期に自動的に接続を閉じます。
リソースアクションの実装については、第 50 章リソースへのアクションの追加を参照してください。サンプルスクリプトは、$WSHOME/sample/OracleERPActions.xml にあります。
アクションに渡される actionContext マップには次のエントリが含まれます。
スクリプト内から例外がスローされた場合は、失敗とみなされます。
スクリプトでエラーが発生した場合、スクリプトによって errors キーに適切な文字列を追加することもできます。errors リストに項目が存在する場合は、作成の失敗とみなされます。
アクションに渡される actionContext マップには次のエントリが含まれます。
スクリプト内から例外がスローされた場合は、失敗とみなされます。
スクリプトでエラーが発生した場合、スクリプトが errors キーに適切な文字列を追加することもできます。errors リストに項目が存在する場合は、更新の失敗とみなされます。
アクションに渡される actionContext マップには次のエントリが含まれます。
キー |
値の型 |
値の説明 |
---|---|---|
conn |
java.sql.Connection |
データベースへの JDBC 接続 |
adapter |
com.wavset.adapter.OracleERPResourceAdapter |
アダプタインスタンス |
action |
java.lang.String |
「deleteUser」という文字列 |
timing |
java.lang.String |
before または after である必要があります |
id |
java.lang.String |
削除するユーザーのアカウント ID |
errors |
java.util.List |
最初は、この値は空のリストです。 処理中にエラーが発生した場合、スクリプトによってこのリストに java.lang.String オブジェクトを追加できます。 |
trace |
com.sun.idm.logging.trace.Trace |
実行のトレースに使用されるオブジェクト。 スクリプトは、このクラスのメソッドを使用することで、顧客の環境でデバッグ可能なものとなります。 |
スクリプト内から例外がスローされた場合は、失敗とみなされます。
スクリプトでエラーが発生した場合、スクリプトによって errors キーに適切な文字列を追加できます。errors リストに項目が存在する場合は、削除の失敗とみなされます。
アクションに渡される actionContext マップには次のエントリが含まれます。
キー |
値の型 |
値の説明 |
---|---|---|
conn |
java.sql.Connection |
データベースへの JDBC 接続 |
adapter |
com.wavset.adapter.OracleERPResourceAdapter |
アダプタインスタンス |
action |
java.lang.String |
「enableUser」という文字列 |
timing |
java.lang.String |
before または after である必要があります |
id |
java.lang.String |
無効にするユーザーアカウント ID |
errors |
java.util.List |
最初は、この値は空のリストです。 処理中にエラーが発生した場合、スクリプトによってこのリストに java.lang.String オブジェクトを追加できます。 |
trace |
com.sun.idm.logging.trace.Trace |
実行のトレースに使用されるオブジェクト。 スクリプトは、このクラスのメソッドを使用することで、顧客の環境でデバッグ可能なものとなります。 |
スクリプト内から例外がスローされた場合は、失敗とみなされます。
スクリプトでエラーが発生した場合、スクリプトが errors キーに適切な文字列を追加することもできます。errors リストに項目が存在する場合は、失敗とみなされます。
アクションに渡される actionContext マップには次のエントリが含まれます。
キー |
値の型 |
値の説明 |
---|---|---|
conn |
java.sql.Connection |
データベースへの JDBC 接続 |
adapter |
com.wavset.adapter.OracleERPResourceAdapter |
アダプタインスタンス |
action |
java.lang.String |
「disableUser」という文字列 |
timing |
java.lang.String |
before または after である必要があります |
id |
java.lang.String |
無効にするユーザーアカウント ID |
errors |
java.util.List |
最初は、この値は空のリストです。 処理中にエラーが発生した場合、スクリプトによってこのリストに java.lang.String オブジェクトを追加できます。 |
trace |
com.sun.idm.logging.trace.Trace |
実行のトレースに使用されるオブジェクト。 スクリプトは、このクラスのメソッドを使用することで、顧客の環境でデバッグ可能なものとなります。 |
スクリプト内から例外がスローされた場合は、失敗とみなされます。
スクリプトでエラーが発生した場合、スクリプトが errors キーに適切な文字列を追加することもできます。errors リストに項目が存在する場合は、失敗とみなされます。
getUser アクションは、標準的なアダプタから取得されるカスタムアカウント属性だけでなく、追加のカスタムアカウント属性をデータベースから取得する必要がある場合に便利です。このアクションを有効にするには、「GetUser After アクション」というラベルの付いたリソースパラメータを設定することにより、このリソースアクションの名前を指定します。
アクションに渡される actionContext マップには次のエントリが含まれます。
スクリプト内から例外がスローされた場合は、失敗とみなされます。
スクリプトでエラーが発生した場合、スクリプトによって errors キーに適切な文字列を追加できます。errors リストに項目が存在する場合は、取得の失敗とみなされます。