Sun Identity Manager 8.1 リソースリファレンス

設定

AttrParse オブジェクトは、ほかのすべての Identity Manager オブジェクトと同じように、持続的記憶領域の XML に直列化されます。そのため、AttrParse オブジェクトを、顧客の環境の相違をサポートするように設定できます。たとえば、ACF2 メインフレームのセキュリティーシステムは、多くの場合、追加のフィールドやフィールド長を含むようにカスタマイズされます。AttrParse オブジェクトはリポジトリにあるため、それらの相違に対応するための変更や設定が可能であり、カスタムアダプタを作成する必要がありません。

すべての Identity Manager 設定オブジェクトと同じように、変更するオブジェクトをコピーして名前を変更してから、変更するようにしてください。

ProcedureAttrParse オブジェクトを編集する

  1. デバッグページで、「List Objects」ボタンの横にあるドロップダウンメニューから「AttrParse」を選択します。「List Objects」をクリックします。

  2. 利用可能なオブジェクトのリストから、編集するオブジェクトを選択します。

  3. 任意の XML エディタで、そのオブジェクトのコピー、編集、および名前の変更を行います。

  4. 「設定」ページで、「交換ファイルのインポート」を選択し、新しいファイルを Identity Manager にインポートします。

  5. リソースで、その AttrParse リソース属性の名前を新しい AttrParse 文字列の名前に変更します。

    Identity Manager に用意されている AttrParse オブジェクトの例については、sample\attrparse.xml ファイルを参照してください。このファイルには、スクリーンスクレーピングアダプタで使用されるデフォルトの AttrParse オブジェクトのリストが記載されています。