AttrParse オブジェクトは、ほかのすべての Identity Manager オブジェクトと同じように、持続的記憶領域の XML に直列化されます。そのため、AttrParse オブジェクトを、顧客の環境の相違をサポートするように設定できます。たとえば、ACF2 メインフレームのセキュリティーシステムは、多くの場合、追加のフィールドやフィールド長を含むようにカスタマイズされます。AttrParse オブジェクトはリポジトリにあるため、それらの相違に対応するための変更や設定が可能であり、カスタムアダプタを作成する必要がありません。
すべての Identity Manager 設定オブジェクトと同じように、変更するオブジェクトをコピーして名前を変更してから、変更するようにしてください。
デバッグページで、「List Objects」ボタンの横にあるドロップダウンメニューから「AttrParse」を選択します。「List Objects」をクリックします。
利用可能なオブジェクトのリストから、編集するオブジェクトを選択します。
任意の XML エディタで、そのオブジェクトのコピー、編集、および名前の変更を行います。
「設定」ページで、「交換ファイルのインポート」を選択し、新しいファイルを Identity Manager にインポートします。
リソースで、その AttrParse リソース属性の名前を新しい AttrParse 文字列の名前に変更します。
Identity Manager に用意されている AttrParse オブジェクトの例については、sample\attrparse.xml ファイルを参照してください。このファイルには、スクリーンスクレーピングアダプタで使用されるデフォルトの AttrParse オブジェクトのリストが記載されています。