Identity Manager 管理者インタフェースの「タスクスケジュール」ページで、Active Directory Recovery Collector タスクをスケジュールして起動できます。このプロセスは、リソースオブジェクトインタフェースを使用して各ドメインコントローラの rootDSE オブジェクトと交信します。タスクのスケジュールによって、ドメインコントローラからデータが収集される頻度が決まります。
このタスクは、リソース復元情報を収集し、ADSyncRecovery_resourceName という名前の設定オブジェクトに格納します。この設定オブジェクトを拡張した GenericObject には各ドメインコントローラで収集された HighestCommittedUSN とタイムスタンプ (ミリ秒単位) のリストが格納されます。
資格各実行中に、このタスクは HighestCommittedUSN の古い値を復元データから除去します。daysToKeepUSNS 引数で、このデータを格納する期間を設定できます。
引数 |
説明 |
---|---|
resourceName |
Identity Manager がバックアップデータを収集する Active Directory リソースを指定します。 |
backupDCs |
復元データについて問い合わせる完全修飾ドメインコントローラホスト名を一覧表示します。このリストには元のホストを含めることができるので、含めるようにしてください。これにより、Identity Manager がリソースの処理を継続する必要がある場合、Identity Manager はソースリソースホストを含めることができます。 グローバルカタログとの同期をとる場合は、このリストのバックアップホストがグローバルカタログと見なされます。 |
daysToKeepUSNS |
Identity Manager にデータを格納する日数を指定します (デフォルトでは 7 日)。 |