Sun Identity Manager 8.1 リソースリファレンス

Exchange 2007 のサポート

Microsoft Exchange Server 2007 は、Windows Server 2003 R2 または Windows Server 2003 Service Pack 1 以上でのみサポートされます。

Active Directory アダプタでは、デフォルトで Exchange 2007 電子メールアカウントは管理されません。これらのアカウントのサポートを有効にするには、次の操作を実行します。

属性名  

説明  

RecipientType (文字列) 

リソースに対するユーザータイプ。Exchange 2007 対応のリソースでのアカウントの作成中に必要となります。指定可能な値は次のとおりです。 

- User (Active Directory 専用ユーザー) 

- UserMailbox (ローカルメール記憶領域を持つ Active Directory および Exchange ユーザー) 

- MailUser (ローカルメール記憶領域を持たない Active Directory および Exchange ユーザー) 

Active Directory 専用ユーザー (RecipientType = User) から Exchange ユーザータイプ (RecipientType UserMailbox または MailUser) への変更時を除いて、この属性は読み取り専用です。RecipientType を User に戻したり、MailUser を UserMailbox (およびその逆) に変更したりすることはできません。 

Database (文字列) 

ユーザーのメールボックスを格納するデータベース。この値は、Server\StorageGroup\MailboxDatabase の形式で指定する必要があります。RecipientType が UserMailbox に設定されている場合は、この属性は値を持つ必要があります。RecipientType のほかの値がある場合は、この属性は無視されます。

ExternalEmailAddress (文字列) 

Exchange 組織外部の電子メールアドレス。この属性は、RecipientType MailUser に対して Exchange 組織で一意の値に設定する必要があります。RecipientType のほかの値がある場合は、この属性は無視されます。