ユーザーのセキュリティーは、Oracle アプリケーション内部の次の 3 レベルで制御されます。
機能的セキュリティー。システム内部の個々のメニューおよびメニューオプションへのユーザーアクセス特権を制御します。
データセキュリティー。ユーザーが操作できるデータオブジェクトを制御します。
ロールに基づくアクセス制御 (RBAC)。ロールを作成し、ロールに対して責任とアクセス権を割り当てることができます。
Oracle ERP アダプタは、機能的セキュリティーのみをサポートします。このため、このアダプタでは Oracle のデータオブジェクト、オブジェクトインスタンス、インスタンスセットの作成、更新、削除を一覧表示することはできません。また、ロールオブジェクト、ロール階層、またはロールカテゴリも作成および管理できません。