Remedy アダプタには、デフォルトのアカウント属性がありません。カスタム属性を追加する場合は、次のガイドラインを使用してください。
フォームとワークフローでは、Waveset ユーザー属性値を使用できます。この属性には、有効な Remedy フィールド ID を指定する必要があります。Remedy フォームのすべてのフィールドに、フォーム内で一意となる整数のフィールド ID が必要です。
Remedy Administrator の内部でフィールドの ID を表示するには、フォームを開いてそのフィールドを選択します。フィールド ID が「Find Field」ドロップダウンメニューに括弧付きで表示されます。
リソースユーザー属性が「Remedy Diary」フィールドに対応している場合、その属性は複数の値を取ります。値リストの各値は、次の形式を取ります。
Timestamp User Message
各表記の意味は次のとおりです。
Timestamp。1970 年 1 月 1 日 (UTC) を起点とする秒数を示す整数。
User。ダイアリにメッセージを追加した Remedy ユーザー。
Message。ダイアリのエントリ。
Remedy アダプタにパスワードの変更を許可するには、次を実行してください。
「パスワードのサポート」リソースパラメータを選択します。
アイデンティティーシステムユーザー属性名が password で、属性タイプが暗号化されているアカウント属性を、スキーママップに追加します。このリソースユーザー属性は、ユーザーパスワードを保持する Remedy フィールド ID にします。
なし
Remedy のアイデンティティーテンプレートは、Remedy システムによって生成されます。Identity Manager で確立されたアイデンティティーテンプレートは、すべて無視されます。
なし
Identity Manager のデバッグページを使用して、次のクラスでトレースオプションを設定します。
com.waveset.adapter.RemedyResourceAdapter
また、リソースインスタンスに対して次の Identity Manager ロギングパラメータを設定できます。
ログファイルパス
ログレベル
アーカイブの最大数
最大有効期間の単位
最大有効期間
ログファイルの最大サイズ
ゲートウェイへの接続の問題を診断するために、次のメソッドでトレースを有効にすることもできます。
com.waveset.adapter.AgentResourceAdapter#sendRequest
com.waveset.adapter.AgentResourceAdapter#getResponse