Sun Identity Manager 8.1 リソースリファレンス

追加のテーブルのサポート

SAP アダプタは、BAPI_USER_CREATE1 および BAPI_USER_CHANGE によって呼び出された任意の SAP テーブル、特に GROUPS テーブルおよび PARAMETER テーブルにプロビジョニングできます。GROUPS 以外の任意のテーブルについてこの機能を有効にするには、リソースユーザー属性を SAP_Table_Name->Table という形式でスキーママップに追加する必要があります。たとえば、PARAMETER->Table とします。属性は、複合データ型を割り当てられる必要があります。

アダプタは、GROUPS->USERGROUP アカウント属性という名前で、タイプが String であるアカウント属性を提供します。この属性は、GROUPS テーブルのデータを処理します。デフォルトでこの属性のタイプは String です。この属性のタイプが String に設定されている場合、アダプタは値を文字列のリストとして処理します。アダプタがほかのテーブルと同じ方法でこのテーブルのデータを処理するようにするには、データ型を複合に変更する必要があります。

$WSHOME/web/sample/forms/SAPUserForm.xml ファイルには、String のアカウント属性タイプおよび複合属性タイプを使用して GROUP テーブルを管理する方法を示すユーザーフォームの例が含まれています。