getUser アクションは、ホストアプリケーションから次のいずれかの情報を取得します。
アダプタが特定ユーザーのユーザー属性を解析できる、画面または応答の文字列。
特定ユーザーのユーザー属性のマップ。
getUser アクションは、必ず定義してください。
コンテキスト
actionContext マップには、次のエントリが含まれます。
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 キー  | 
 値の型  | 
 値の説明  | 
|---|---|---|
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 hostAccess  | 
 com.waveset.adapter.HostAccess  | 
 メインフレームへの 3270 エミュレーションアクセスを提供します。  | 
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 adapter  | 
 com.waveset.object.ScriptedHostResourceAdapter  | 
 アダプタインスタンス  | 
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 action  | 
 java.lang.String  | 
 「getUser」という文字列。  | 
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 attrsToGet  | 
 java.util.List  | 
 取得するユーザー属性を識別する文字列のリスト。このリストは、スキーママップの右側から取得されます。  | 
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 id  | 
 java.lang.String  | 
 取得するユーザーのアカウント ID。  | 
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 errors  | 
 java.util.List  | 
 これは、最初は空のリストです。処理中にエラーが発生した場合にスクリプトがこのリストに java.lang.String オブジェクトを追加するように設定する必要があります。  | 
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 trace  | 
 com.waveset.adapter.Trace  | 
 実行のトレースに使用されるオブジェクト。スクリプトは、このクラスのメソッドを使用することで、顧客の環境でデバッグ可能なものとなります。  | 
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 result  | 
 java.util.Map  | 
 スクリプトは、マップにエントリを追加して、ユーザー属性を返します。後述のエントリテーブルを参照してください。  | 
result マップには、スクリプトによって次のエントリが入力される必要があります。
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 キー  | 
 値の型  | 
 値の説明  | 
|---|---|---|
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 text  | 
 String  | 
 ユーザー属性に解析されるテキストを含みます。1 つ以上の画面または応答の内容であることもあります。 あとで、このマップの attrParse エントリで指定された AttrParse オブジェクトを使用して、この文字列からユーザー属性が抽出されます。一致するユーザーが見つからない場合は、このエントリをマップに入れないでください。 このフィールドをマップに追加しないでください。代わりに attrMap マップを入力します。  | 
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 attrParse  | 
 String  | 
 このマップの text エントリの文字列からユーザー属性を解析するためにアダプタが使用する AttrParse オブジェクトの名前。このエントリは、常に text エントリと一緒に設定します。  | 
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 attrMap  | 
 java.util.Map  | 
 スクリプトがユーザー属性を直接取得できる場合は、ユーザー属性のマップでこのエントリを設定できます。この attrMap エントリは、このマップの text エントリが存在しない場合にのみ適用されます。  | 
エラー処理
一致するユーザーが見つからない場合、result マップは空のままにするようにしてください。
アプリケーション固有のエラーが画面または応答に発生した場合、スクリプトが errors キーに適切な文字列を追加します。エラーが発生したと判断するために、さまざまな既知のエラー文字列の検索が必要になることがあります。
errors リストに項目が存在する場合は、取得の失敗とみなされます。さらに、スクリプト内から例外がスローされた場合は、取得の失敗とみなされます。