Sun Identity Manager 8.1 リソースリファレンス

collectCsvHeader トークン

collectCsvHeader トークンは、コンマ区切り (CSV) ファイルのヘッダーとして指定された行を読み取ります。

スクリプトゲートウェイアダプタとシェルスクリプトアダプタは、このトークンを使用します。collectCsvHeader および collectCsvLines トークンは、スクリプトゲートウェイアダプタが使用する唯一のトークンです。

ヘッダー内の各名前は、リソースアダプタのスキーママップのリソースユーザー属性と同じ名前にします。ヘッダー内の文字列がリソースユーザー属性名と一致しない場合、後続データ行内の対応する位置にある名前と値は無視されます。

属性

属性

説明

idHeader

アカウント ID とみなすヘッダーの値を指定します。この属性は省略可能ですが、指定することをお勧めします。指定されていない場合は、nameHeader 属性の値が使用されます。

nameHeader

ヘッダー内でアカウントの名前とみなす値を指定します。多くの場合、これは idHeader と同じ値です。 指定されていない場合は、idHeader の値が使用されます。この属性は省略可能ですが、指定することをお勧めします。

delim

省略可能です。ヘッダー内の値を区切る文字列。デフォルト値は , (コンマ) です。 

minCount

ヘッダーが有効であるためには、delim 属性で指定した文字列が少なくともいくつヘッダーに存在しなければならないかを指定します。

trim

省略可能です。true に設定されている場合、値の始めや終わりに空白があれば、それらの空白を削除します。デフォルトは false です。

unQuote

省略可能です。true に設定されている場合、値が引用符で囲まれていれば、引用符を削除します。デフォルトは false です。

データ

なし

次の例は、accountId をアカウント ID として使用する値に指定してします。空白および引用符は値から削除されます。

<collectCsvHeader idHeader=’accountId’ delim=’,’ trim=’true’ unQuote=’true’/>