flag トークン
flag トークンは、多くの場合、アカウントプロパティーを定義するフラグがユーザーアカウントに存在するかどうかを判定するために、opt トークン内で使用されます。このトークンは、指定された文字列を検索します。そのテキストが見つかると、AttrParse は boolean 型の true を属性に代入し、そのエントリを属性マップに追加します。
解析位置は、一致したテキストのあとの最初の文字に進められます。
属性
属性
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説明
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name
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属性値マップで使用する属性の名前。この名前は、通常はリソースアダプタのスキーママップ上のリソースユーザー属性と同じですが、これは必要条件ではありません。
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offset
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トークンのテキストを検索する前にスキップする文字数。offset には次の値を指定できます。
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1 またはそれ以上の値を指定すると、指定された数の文字を移動してから、トークンのテキストを検索します。
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0 を指定すると、現在の解析位置でテキストを検索します。これはデフォルト値です。
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-1 を指定すると、現在の解析位置でトークンのテキストを検索しますが、termToken 属性が存在する場合、解析位置は termToken 属性で指定された文字列までになります。
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termToken
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検索対象のテキストが存在しないことを示すインジケータとして使用する文字列。この文字列は、多くの場合、画面出力上の次の行の最初の単語またはラベルです。
解析位置は、termToken 文字列のあとの文字になります。
termToken 属性は、len 属性が負の値 (-1) の場合にのみ使用できます。
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データ
検索するテキスト。
例
flag トークンの例
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次のトークンは、現在の解析位置で AUDIT を検索し、見つかった場合は、ユーザー属性マップに AUDIT_FLAG=true を追加します。
<flag offset=’-1’ name=’AUDIT’>AUDIT_FLAG</flag>
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次のトークンは、現在の解析位置で xxxxCICS を検索します。xxxx は、空白文字を含む任意の 4 文字です。この文字列が見つかった場合、AttrParse は CICS=true をユーザー属性マップに追加します。
<flag offset=’4’ name=’CICS’>CICS</flag>
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