Sun Identity Manager 8.1 リソースリファレンス

Active Directory アクセス権

Active Directory リソース内で設定する管理アカウントには、Active Directory における適切なアクセス権が必要です。

表 57–1 Active Directory アクセス権

Identity Manager の機能 

Active Directory アクセス権 

Active Directory ユーザーアカウントの作成 

ユーザーオブジェクトの作成 

アカウントを有効な状態で作成するには、userAccountControl プロパティーの読み取り/書き込み権が必要です。パスワードの期限が切れた状態で作成するには、アカウント制限のプロパティーセット (userAccountControl プロパティーを含む) の読み取り/書き込みができるようにします。 

Active Directory ユーザーアカウントの削除 

ユーザーオブジェクトの削除 

Active Directory ユーザーアカウントの更新 

すべてのプロパティーの読み取り、すべてのプロパティーの書き込み 

注意: プロパティーのサブセットのみが Identity Manager から管理されている場合は、これらのプロパティーのみに読み取りと書き込みのアクセスを許可できます。

AD ユーザーアカウントパスワードの変更/リセット 

AD ユーザーアカウントのロック解除 

AD ユーザーアカウントの期限設定 

ユーザーオブジェクトに関するアクセス許可: 

  • 内容の一覧表示

  • すべてのプロパティーの読み取り

  • 読み取りアクセス権

  • パスワードの変更

  • パスワードのリセット

    ユーザープロパティーに対するアクセス許可:

  • lockoutTime の読み取り/書き込み

  • アカウント制限の読み取り/書き込み

  • accountExpires の読み取り

    lockoutTime プロパティーに対するアクセス許可を設定するには、Windows 2000 Server リソースキットにある cacls.exe プログラムを使用してください。