属性テーブルを使用すると、定義済みの単一値または複数値のオブジェクト属性を照会できます。
大半のオブジェクト型のストアド属性はハードコードされます。
User オブジェクト型と Role オブジェクト型は、この規則における例外です。User と Role オブジェクトテーブルに格納されるインライン属性は構成可能なため、追加のカスタム属性をクエリー可能として設定できます。
属性状態を基にオブジェクトを検索すると、Identity Manager は対応するオブジェクトテーブルを使用して結合内の属性テーブルにアクセスします。結合の形式 (JOIN、EXISTS 述語、SUB-SELECT など) によっては、属性の状態ごとに発生するものもあります。
属性テーブルの行数は、対応するオブジェクトテーブルの行数に比例しています。この値は傾斜 (スキュー) の形に分布することがあります。複数値の属性には値ごとに行があります。オブジェクトの中にはほかと比べて属性や属性値が多いものもあります。通常、属性テーブルの行とオブジェクトテーブルの行には、多対 1 の関係があります。
属性テーブルのテーブル名は ATTR です。