Sun Identity Manager 8.1 システム管理者ガイド

コンプライアンス違反データ

コンプライアンス違反データには、監査ポリシーの評価に失敗した時期を表す違反レコードが記載されます。この違反レコードは、同じユーザーに対して同じ監査ポリシーが評価され、評価に合格するまで保持されます。違反レコードは、監査ポリシーのスキャンまたはアクセスレビューの一環として作成、変更、または削除されます。

違反レコードの数は、スキャンで使用される監査ポリシー数とユーザー数に比例します。インストールユーザー数が 5000、監査ポリシー数が 10 とすると、違反レコードは 500 (5000 x 10 x 0.01) と考えられます。この乗数 0.01 は、ポリシーの厳密度とユーザーアカウントの変更の仕方によって変わります。

Identity Manager は、コンプライアンス違反レコードを OBJECT テーブル、ATTRIBUTE テーブル、および OBJCHANGE テーブルに格納します。